小池良次さんが、次のコラムを書いています:
「Web2.0を支える「マッシュアップ」・米国で早くもブームに陰り?」
例のガートナー曲線で、最初のピークを過ぎて、かつてのJava,XMLのように本格普及期、実用期を前に、雌伏の時代、過渡期を迎えているのかもしれません。
しかし、昨年シリコンバレーで開催された「マッシュアップブートキャンプ」で、近未来の「マッシュアップ・エコノミー」が議論されたり、大ブレイクの予兆を感じている人も引き続き多いように感じます。
一方、グリッド派などは懐疑的で、マッシュアップは過渡期の技術、という声もあるようです。
小池さん自身は次のように語ります。
Web2.0は、大ざっぱに言えば、コンピューター・サービスのコントロール権が企業からユーザーへ移る動きだが、マッシュアップは、その流れにピタリと一致する。とはいえ、ブログやチャットなどのようにインターネットで人気を集めるアプリケーションは幾何級数的に増加するのが常だ。そうしたアプリに比べると、マッシュアップは普及のための「何かが足りない」と言えるだろう。
我々は、その「何か」の1つを埋めるべく、api-match.comを立ち上げた、と言えそうです
いずれにせよ、今年2007年、エンタープライズ用途が試され始めたことは多くの人々の意見が一致するところのようです:
■企業アプリに導入を検討中
皆様、いかがお考えでしょう?