今年はじめ頃、Yahoo!さんのUS と日本で、セマンティックな取り組みの状況がだいぶ違うことに触れました。ここへ来て、良いものはこだわりなく導入する、という方針が実行されつつあるのか、さらに、Yahoo! Japanさん独自のわかりやすい、アプリの形でセマンティック技術を提供してくれる方向になっているかに感じました。
Search Monkeyというのは、Yahoo!カテゴリという貴重な、企業分類(Webの玄関もつ企業の分類かな)のオントロジーを、第三者が拡張し、カテゴリを追加できるような仕組み、と理解していました。それがこのほど日本でも、、というニュース見て、元Yahoo!の方にTwitterで紹介されたリンクをクリック:
http://gallery.search.yahoo.co.jp/welcome
あれ? これが Search Monkeyだっけ? 確かにお猿さんの顔はおんなじだけど。。
と思った疑問が、「中の人」たつをさんのブログ で解消。
http://chalow.net/2009-12-17-1.html
検索結果を見やすく魅力的にする「Yahoo!検索プラグイン」、というアプリの形で登場したということだったのですね。
画像や、メタデータを付加して表示する「マッシュアップ型の検索結果表示」は、Googleさんも昨年から導入。検索結果ページ全体をいかにオーガナイズして、ブロックごとに、テーマや属性(メタデータ)に沿った関連情報を表示できるか。まるで、新聞紙面のレイアウト企画のように検索結果を構成する仕組みは、Cuil が先行していたかと思います。
http://d.hatena.ne.jp/nomuran7/searchdiary?word=Cuil
Search Monkey日本版は、検索結果のブロック追加のようなことを、プラグインという形で、ユーザが自分で管理、コントロールできる、というところが、検索のベテランユーザにウケることと思います。
http://gallery.search.yahoo.co.jp/
にあるような、さまざまな 専門サーチのAPI を簡単に貼り付ける、という仕組みは、
IE8アドオンと比べると、違う層に受け入れられそう。
どちらもマニアックともいえるのですが。。
ソーシャルの要素をうまく取り入れた方が、今後勝利する、、という予感がします。
http://japan.cnet.com/blog/nomura/2009/02/08/entry_27020136/
「 ソーシャルとセマンティックの関係について 」
カテゴリー: business, semantic
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by nomuran こと メタデータ 野村直之
2009年12月20日
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