早速触ってみました。ニヤニヤを抑えることができません:
くるくる回してみたら、画面が素早く回転していきます。それを止めるロック・スイッチが、1辺にあります。
最初のメニューや入力画面は、予想通り、手元のiPodTouchとよく似ています。触ってみて初めて「へぇー!」とびっくりしたのが、画面正面下部の丸い黒いスイッチ(角の丸くなった白線の四角が描かれてるやつです)。これが、iPodTouchのものと全く同じサイズと、触感、押下感なのです。iPodTouchかiPhoneに馴れた人にはこれで良いでしょうが、マシン全体のバランスを考えると、もう少し大きめのボタンにした方が良かったかしれません。
画素数は相当多いはずなのに、動作はきわめて軽快。初代iPodTouchの数倍は速い感じでした。さすが、CPUメーカを買収してGHz級のチップを投入しただけのことはあります。
全体に非常に頑丈な印象。比べちゃうと600g台のノートPCなんかはペラペラの壊れ物で、おっかない気がします。しかし、高密度で重量感もある(持ち歩くと軽いのですが)ので、「1mの高さから落っことしたらどうなるだろう」と心配も出てきました。→他人の所有物なので、実験するわけにはいきません。
数分触っただけなので、体感の感想は以上です。総じて、写真や動画で見たより好印象で、「これは使わねば!」という気にさせられます。純粋に新しいフィーチャーは少ないはずなのに、斬新なソフト、コンテンツが出てくる予感がしました。例えば:
鳥肌が立つ未来の電子書籍、Alice for the iPad
セミ動画というのでしょうか。イラストや絵の内部の一部だけ動いたり(栃木のトリックアートミュージアムや、ハリーポッターのホグワーツ魔法学校の校舎内を思い出します)、といったアプリがどこまで流行るかはわかりません。でも、子供の絵本は大きく変わってきそうです。
では、お年寄りはどうでしょう。こちらは弊社社外取締役で慶應大学名誉教授の齋藤信男先生で、1人で何台ものコンピュータを毎日使っておられるので、決して本人のことではありませんが、「これはPCが使えなかった高齢者の多くが使えますね」と発言されました。その通りだと思います。
やはり、百聞は一見にしかず。実機を触ったことで、iPad上でのメタデータ連携、活用のアイディアもいろいろ出てきました。ごちゃごちゃした操作メニューを嫌うマシンがメジャーになればなるほど、コンテンツ間の自動連係、レコメンドなどのニーズは高まります。より良い未来を向いて鋭意仕事をするぞーっ、と決意を新たにしました。
追記です。本当に猫でも使えるiPad!!
iPadで遊ぶ猫:
http://www.youtube.com/watch?v=Q9NP-AeKX40&feature=player_embedded
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by nomuran こと メタデータ 野村直之